情熱で飯は食える

俺達は繋がるべくして繋がった。そんな出会いのために書いてます。

日本サッカー界に言われる『みんな同じ病』は世界的な流れ。

同じような選手にならないためには?、、、、つまり個性ある選手になるには?とも言い換えることができますが、日本ではサッカー界に限らず、『個性』なるモノが育ちにくいと言われています。

この問題を解決するために、例えばサッカー界では『指示しない指導』や、『足技』、ひたすら『ドリブル』を教える指導者が沢山出現しているわけですが、べつに『アンチパスサッカー』が突出した個を生み出すわけでは無いし、みんなで足技を練習しているのなら、『みんな同じような選手』という問題から逃れることができません。

なぜ、同じような選手しか生まれないのか?

この問いを考えるには、決してサッカー界‘‘だけ’’に目を向けるのではなく、あらゆる業界でのテクノロジーの発展と、それに伴う世界の流れを観察することで、かなり参考となるヒントが見えてくるのではないでしょうか。

『皆同じ』は世界的な流れ。


ここ10数年で世界に起こった変化の中で、最も僕らの生活に大きな変化をもたらしたものと言えば、それは間違いなく情報技術の進化です。

通信技術の加速的発展は、世界中の情報の行き来を爆発的に効率化させました。

よって、地球上で起こるあらゆる小ブームは拡大しやすくなり、広く世界に受け入れられた情報、商品は世界規模の流行となりやすくなった。

人気に火がついたものは、インターネットを通してとてつもないスピードで世界中に広がっていく。もう地域ごとの小さなブームでは終わらない。地域一のものは日本一になりやすく、日本一のものは世界一にもなり得る。

現代は、そんな傾向がとても強くあります。

皆同じものばかりを参考にする時代


こんな時代では、人気の情報は皆が世界中からアクセスするようになるため、皆同じ(一番良いとされる)情報に触れ、同じ情報を元に勉強するようになります。

例えば、以前ならば『バルサの試合が見たいけど、放送は明日だから今日はJリーグを見よう』ということは普通にありました。でも、現代ではいつでも好きな時にバルサのゲームを視聴することができる。結果、当然好みの数チームだけを毎回視聴する傾向が生まれます。

そうなれば、僕らが触れる情報に、どんどん『多様性』が失われていくのは、ある意味必然的。

多くの選手、指導者がこの流れに沿って、つまり皆んなで同じようなお手本を使って勉強する様になれば、今後も同じ様な選手が沢山育つのは当然の流れであり、これは世界規模の流れという事になります。 

日本、そしてサッカー界に限った話じゃないわけです。


じゃあ、どうすべきなのか?


ここまで言えば、僕が『流行りのポゼッションサッカー祭りに参加するな』と言っている意味がわかってもらえると思います。

サッカーでもそう、社会でもそう、一定以上の規模の集団ができた時、重要な人材として求められるのは。周囲と違うタイプの人間ですし、今後はもっとその傾向が強まってくるわけです。

なんせ現代は、小学生ですらスマホを携帯している時代ですからね。皆でバルサ、レアル、メッシ、Cロナウドの動画を視聴し、日々世界のスタンダード(世界中似たような情報)に触れています。

このことを考慮すれば、今後も『同じような選手』が増え続けることは、想像に難くないわけです。

そんな中で、自分達が『同じ様な選手化』を逃れるためには、日々触れている情報、お手本に『他者との違い』を多く取り入れていく事が必要です。自分で意図的に接する情報をデザインしていかなければ、『皆同じ』の罠から逃れる事は難しいでしょう。

サッカーと向き合っていく上で、どんな情報を参考資料として引っ張ってくるのか?

サッカー選手、または指導者が思いもよらないような業界にも積極的に目を向け、ヒントとなり得る素材を取り入れる。そんな活動が必要とされる時代なのかなと。

例として、最近は選手、指導者によっては、ヨガ、陸上競技、格闘技からも積極的に知識を獲得しようという人が沢山出てきましたが、 

ここで僕が主張したいのは、もっと、もっと広い話です。

それはもう、スポーツの枠すらも飛び越えること。

例えばフィジカルを考えるなら、医学をかじってみるのは当然としても、行動経済学や心理学も無視できないデータを得る事ができますし、サッカーの海外移籍を考えるのであれば地政学なんかも良い参考資料になるでしょう。

『本当にサッカーに使えるか?』というのはひとまず脇に置いておいて、まずはどんな業界にも幅広く興味を持ち、積極的に学んでいこうという態度を忘れないこと。

バルサの試合を視聴し、メッシのプレーを研究し、ヨーロッパサッカーの講習会に足を運ぶ。こうやってサッカー界の中をぐるぐる巡るよりも、サッカー界にまだ導入されていない‘‘完全に外部の常識’’を積極的にサッカーに取り入れようと務める方が、新しいアイデアを生み出すにははるかに効率的です。

くどいようですが、サッカー界の誰もが目を向けないような分野にも積極的に目を向け、使えそうな部分をサッカー界に持ち込む。

サッカーに使える『知』は、僕らの意表をつく場所にまだまだ沢山転がっているはずです。どこで新しい発見があるかなんて、全く予想がつきません。

サッカー界に‘‘走り’’を持ち込んだ陸上短距離選手の杉本コーチ。 ラグビー日本代表に格闘技式タックルを持ち込んだ総合格闘家の高坂コーチ。

こういった事例からも解るように、僕らには『全ての事柄は、サッカーに生かすことができるはずだ』と、多くの事柄に関心を持ち、幅広く学ぼうという態度が必要なのではないでしょうか。

どこかの世界での常識は、場所を変えれば誰かの非常識、つまり『型破り』となる。

外界をどれだけ知り、サッカーに取り入れることができるか?そんな日々の積み重ねが、 皆んな同じ病を回避し、型破りな選手を作る。そう確信しています。

今日のまとめ。


現代のブームの拡大はより早く、より広くなるため、世界中の選手が似たような情報をもと(例えばバルサとか)に育っていく可能性が高い。 それを回避したいのならば、普段から意識的に接する情報をデザインしていかなければならない。 様々な分野に興味を持ち、良い部分を統合する意識を持つことで新しいモノ、型破りなモノが生まれる。

土肥良太プロフィール


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サッカーが大好きです。国、言語、文化を問わず、サッカーができるならどんなリーグでもプレーします。また、日本国内ではチャレンジ専門店厚木チャレンジャーズシティという地域活性事業を行ったり、オーストラリアでハウスクリーニングカンパニーを創業、経営したり、様々な分野で挑戦を行っています。

自分、そして仲間達が心から『楽しい!』と思えることを、ずっと続けていた行きたいです。

現在までの所属クラブ:Altona east sc(オーストラリア)→Western Suburbs SC(オーストラリア)→Ballarat Red Devilst(オーストラリア)