情熱で飯は食える

俺達は繋がるべくして繋がった。そんな出会いのために書いてます。

ヤツらの未来にフォーカスすれば、クラブチームではなくスクール形式がベストだ。


最近、『このスクールはゆくゆくはクラブとして協会登録するんでしょうか?』といった質問を沢山いただくようになりました。

結論から言うと、現在のところこのスクールを‘‘クラブ化’’する予定は無く、あくまでスクールとしての活動をメインとしていこうと考えてる。

必ず全員にチャンスを与える

俺には、『所属選手全員に同じだけのチャンスを与える』という教育ポリシーがある。試合になれば素人だろうがエースだろうが、必ず全員に同じだけのチャンスを与えるってこと。

日本の部活なんかでは、『初めの3ヶ月は球拾い』とか、『一年は基礎練習だけ』だとかよく耳にするけど、そんなもん選手の成長を考えればなんのメリットも無いでしょ?

上側の人間が自分達の安泰欲しさに作ったルールだろ。

と、俺はそう思ってます。

‘‘今’’評価されない選手
‘‘今’’下手な選手

ヤツ等に出場機会を与えず、雑用や応援ばかりさせる事が、どれだけ成長のチャンスを奪うか?それを考えれば『球拾いのみ』という選択にはどう考えてもならない。

もちろん、全員に同じだけのチャンスを与えれば、力の拮抗した‘‘接戦’’を、目の前で落とす可能性が上がるのは、事実として確かにあるだろう。

でも、球拾いや雑用ばかりを真面目にやって勝利を手にするよりも、

下手なりにでも全力でプレーし敗戦を味わった方が、選手にとっては遥かに得るものは大きいはず。

教育という観点から見れば、

”練習試合もぜーんぶベストメンバーで戦いたい”

なんてのは指導者側のただのエゴ。そんなもんより重要なのは選手にとってどっちの方が良い経験になるのか?って事なはずだ。

後輩だろうが初心者だろうが、選手全員を競争の舞台へ立たせ、切磋琢磨させていく。長い目で見ればそれが一番良い経験になる。と、俺は確信してる。

‘‘育成第一’’を支えるスクールという仕組み

そういう意味でも、トレーニングマッチや小さなカップ戦の多いスクールは、試合や週ごとに目標設定が出来るため、全員にチャンスを与えやすい育成向きな構造と言える。

先日のゲームを見に来てくれていた方は驚いたと思うけど、小学生低学年の試合に、俺はスクール最年少4歳の‘‘そうた’’をスタメン起用した。

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もちろん彼を抜擢した理由は純粋なサッカーの実力じゃない。メンバー入りの理由は、これまでのトレーニングで誰よりも全力を出し切っていたから。選手たちにサッカーに対する姿勢、その手本を示していたから。

逆に、実力だけで考えれば確実にレギュラーであろう選手も、トレーニングに手を抜く事があろうものなら、俺はいつでもあっさりとレギュラーの座を下ろす。『あれ?今までの評価はどこへ行ったの?』というほどに。

油断すればすぐに地位は奪われる。しかし初心者だろうが、誰にでも平等にレギュラーのチャンスがある。

こんな環境は、今日の敗戦が一年間の成績に影響を及ぼしてしまうクラブチームでは、非常に実現が困難。誰だって、クラブチームの監督を勤めれば、

今回勝てば順位が2つ上がるし、今日はベストメンバーの方がいいかな、、、、

なーんて勝利へのエゴに引っ張られ、クラブの成績を優先してしまう事もあるはず。

そんな‘指導者のエゴ’’を排除し、とにかく選手一人一人の成長にフォーカスする。それならば、今日の試合が一年の結果を左右しない‘‘スクール形式’’はとても相性がいい。

それが、俺がクラブチームではなくスクールの形式にこだわる理由。サッカーを始めたばかりの選手だって頑張ればレギュラーになれる。全員に同じだけのプレー機会を与える事ができる。

選手の成長を第一に考えるなら、どう考えたってこっちの方がいいじゃ無いか。と、だからこの形式にこだわる。