情熱で飯は食える

俺達は繋がるべくして繋がった。そんな出会いのために書いてます。

若い選手には、『声は技術である』と認識を持って欲しい。

サッカースクールをスタートして以来、子供達には『練習中、試合中の声にも上手い下手があるんだ』と、しつこく伝えるようにしています。

それにはもちろん、彼らに伝えてる通り、声のかけ方次第でチームを強くすることも、弱くすることもできる。というサッカー的なメリットもありますが、僕が声かけの指導が重要だと考えるのは、もっと大きな理由があります。

それは、‘‘声かけ’’は、彼らが大人になった時、どこの業界でも必ず必要とされる普遍的なスキルだからです。

子供達が将来、本気でサッカー選手を目指したとしても、目指さなかったとしても、高いレベルでのコミュニケーション能力を備えている人材は、どこの業界いようが必ず得をします。

僕が教えたインサイドパスを将来仕事で使う人間が、どれ程いるかはわかりません。しかし、仕事だろうが、プライベートだろうが、言葉によるコミュニケーションが無い人生は存在しません。
 
だから、奴らには

主張できるよう、アドバイスできるよう、励ませるよう、指示が出せるようになれ!! 

と、そんな思いから、声の重要性を伝えています。

ミーティングは、コーチの出る幕じゃ無い。


そういった意味では、僕が練習後のミーティングを『今日はどうだった?』と問うて、完全に彼等に丸投げしているのも同じ理由です。

練習後、コーチが選手を集めてミーティングをする姿は、どのスポーツにも当たり前に見られる光景です。しかし、僕自身『あれは選手の人生にとって、どれくらい意味があるんだろう?』と、そんな疑問を持っています。

思い出してみると、僕自身子供の頃からサッカーをしてきて、現在でも覚えているようなミーティングは、ほんの数回程度です。

そのたった‘‘数回を待つ場’’として毎回のミーティングを設けるより、コミュニケーションスキルを向上させる実践の場として設けた方が、はるかに彼らの人生の役に立てるのではないでしょうか。

だから、練習後のミーティングタイムで、僕がやっていることは、

しゃべりが得意な選手も、苦手な選手も、平等に会話に参加できるようバランスをとること。

この作業以外、なるべく口を挟まないようにしています。

もちろん、完全にミーティングそれ自体を選手に丸投げしていたら、おそらく沢山発言する選手と、発言が苦手な選手の格差がどんどん開いていってしまうでしょう。

それが起こらないように、指導者がうまく発言のチャンスを散らしていく。

それがミーテイングにおける僕等の仕事なんじゃないかなぁ、と。

毎回のミーティングを通じて、普段発言しない子が発言できるようになる。発言できる子は発言の質を上げていく。そんなトレーニングの機会とすることができれば、

サッカー界では、毎回オマケのようにくっついる‘‘練習後の集合’’も、一つの練習メニューとして、認識される時が来るのかもしれません。